こだわりの酒造りは佐渡から世界に羽ばたく 真野鶴のテロワールを感じに尾畑酒造へ!

尾畑酒造

尾畑酒造

佐渡が誇る日本酒の中でも、国内外から高い評価を受けている銘酒「真野鶴」の蔵元、尾畑酒造。世界中の日本酒ファンに愛される日本酒は、どんなこだわりでで作っているの? 真野鶴のテロワールを感じるため、さどトリコ取材班は現地に向かいました。

真野鶴の蔵元である尾畑酒造は、国道350号線沿いに位置し、両津港佐渡汽船ターミナルからは車で30分ほどの距離にあります。

玄関で「佐渡アルコール共和国」の看板が歓迎してくれます

玄関で「佐渡アルコール共和国」の看板が歓迎してくれます

酒蔵の見学スペースはとても面白い作りです。
酒蔵を生かした細長い作りの建物に、真野鶴の試飲スペースが待ち構えます。早く飲みたい!!!

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これは素敵。すぐに飲める

これは素敵。すぐに飲める

さまざまな賞を受賞したり、皇室に献上されたお酒もずらりと並びます。

真野鶴

真野鶴

酒蔵では、尾畑酒造の扇谷寿美子さんが真野鶴の酒造りのこだわりについて説明してくれました。

いい飲みっぷり!!!

いい飲みっぷり!!!

真野地域は島内でも屈指の水量と水質を誇る地域で、いくつかの蔵元が酒造りの拠点を構えています。尾畑酒造もその一つで、自然の中で長い時間をかけて育まれた水を生かした酒造りをしています。

さらに、真野地域は島内屈指の良質な米の生産地でもあります。小佐渡山脈を源とする冷たい水を使って栽培するため、収量は若干低いものの、抜群な味のお米を生産する地域なのです。尾畑酒造では、新潟の酒米「越淡麗(こしたんれい)」をはじめとする、地域の酒米を使っています。佐渡で育った良質の米の恩恵を受けて、毎年「真野鶴」は作られているのです。

限定酒コーナー

限定酒コーナー

さらに、尾畑酒造の酒造りの中で最も大きなこだわりが「三段仕込み」と呼ばれる昔ながらの酒造りの手法です。麹、水、蒸し米をそれぞれ3回に分けて加えて仕込むので非常に手間がかかります。機械化の進展で多くの蔵元がやめてしまいましたが、尾畑酒造では今も頑なに守り続けているのです。

昔ながらの手法

昔ながらの手法

作り手を入れて従業員は約30人。その酒造りは年中無休です。
元旦の午前4時に絞った日本酒は「元旦初しぼり」として販売しており、その年の一番搾りは縁起物として毎年多くの方に愛されているそうです。

こうした酒造りへのこだわりは、国内外での高い評価に結び付いています。

受賞歴

受賞歴

全国新酒品鑑評会では、6年連続受賞を含む通算12回、「金賞」を受賞。ロンドンで毎年開かれる世界最大のワインコンテスト「インターナショナル・ワイン・チャレンジ」では、2007年に新設された日本酒部門で3回最高のゴールドメダルに輝いています(2018年11月時点)。

様々な賞を受賞

様々な賞を受賞

さらに、ローマ法王ヨハネパウロ二世への献上酒となったり、フランスのナショナルフラッグであるエールフランス航空の国際線ファースト&ビジネスクラスの機内専用酒として採用されたり、JR東日本が運行する豪華寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」の車内レストランでも採用されるなど、国内外で数え切れないほどの実績を残しています。近年ではアメリカ、シンガポール、オランダ、ドイツなど海外への輸出も増えています。

言葉で語るよりも、まずは飲んでみないとわからない!
ということで、早速、飲んでみました。

お、美味しい!!!

お、美味しい!!!

真野鶴のお酒を一言で表現すると、「辛口すっきり系」。さまざまな料理にあわせやすいものが多くなっています。もちろん、日本酒造りに使う水も佐渡の水です。

扇谷さんによると、近年の日本酒ブームの影響で、海外から買い求める人が増えている真野鶴。酒蔵ツーリズムの一環で、海外からの観光客がツアーを組み、実際に真野鶴の酒蔵を訪ねてくることもしばしばあるそうです。

2003年ごろから海外輸出が伸び始めており、韓国、アジア、米国など多様な国から訪れます。

ツアーの中に酒蔵見学が組み込まれ、普段は日本酒に触れない海外からの観光客や若い世代の観光客が「おいしい」と真野鶴を飲んで買い求める姿を見るたびに「素直に嬉しくなります」と扇谷さん。個人の日本酒ファンが酒蔵を訪れるのはもちろんのこと、ツアーの中で思いがけず日本酒と出会い、その魅力に気づいてもらえた瞬間に出会うのが、何より嬉しいそうです。

「酒は出会いをつなぎます。酒蔵での真野鶴との出会いが、日本酒の美味しさを少しでも知ってもらったり、日本酒を見直す機会になったりすればいいなと思います。日本酒への先入観を、ここから変えていきたいですね」と、扇谷さんは語ります。

お土産は日本酒「真野鶴」はもちろんのこと、酒粕を使ったケーキや地元産野菜の漬物などさまざまなバリエーションがあります。

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この日はなんと「あけび」のプレゼントがありました

この日はなんと「あけび」のプレゼントがありました

扇谷さんのおすすめで、さどトリコ編集部のメンバーで記念撮影

扇谷さんのおすすめで、さどトリコ編集部のメンバーで記念撮影

酒造りのこだわりと真野鶴の美味しさを感じられる尾畑酒造見学、ぜひ足を運んでみてくださいね!


尾畑酒造

【住所】〒952-0318 新潟県佐渡市真野新町449
【電話番号】0259-55-3171
【営業時間】8:00~17:00
【駐車場】乗用車:20台大型バス:7台
 入館無料
【ウェブサイト】https://www.obata-shuzo.com/
【Instagram】https://www.instagram.com/manotsuru/
【Facebook】https://www.facebook.com/manotsuru